FreeStyle

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FreeStyle という名のとおり、自由なスタイルでディスクをパートナーにスロー。
ディスクの回転や角度、そして風を生かしディスクを思い通りに操り、キャッチ。
パートナーにスローを返す。

 

使うディスクは、風に強く、回転を維持するのに適したやや大きめ・重めで裏面がフラットなもの。
DISCRAFTのSKYSTYLERやWhamOの80 moldやUMMAXなどだが、
これらに限定されるものではなく、スロー・アンド・キャッチなどはやや小ぶりなディスクでもOK。

競技ルールでは3分間・5分間と時間が決められているが、JAMでは制限はない。

フィールドは選ばないが、一定の風が吹いている浜辺や、河川敷などがおすすめ。
地面は芝が最高だが、もちろんアスファルトでもOK。
ただし怪我や膝への負担、ディスクの損傷などが大きいので注意が必要。

フリースタイルの原点は「スロー・アンド・キャッチ」
トリッキーなスローそしてキャッチ。
さらにディスクの回転を利用したチッピングやディレイ、ボディーロール、エアブラシなど様々はテクニックがある。

スロー
・バックハンド
・フォアハンド/サイドアーム
・オーバーハンド
いずれも相手のために、より回転のあるスローが必要。そして受けやすいエアーバウンスが好まれる。
より多くの回転を与えるためには、ベーゴマ回しのように引きの動作を加える。
エアーバウンスはディスクを投げ出す際に、ディスクの下面が相手に見えるような角度をつけ、
相手にふわりと届くスローだ。

キャッチ
・レッグ(アンダーザレッグ、ビットウィーンザレッグ、ビハインドザレッグなど)
・バック
・ヘッド
・ニー、エルボー
・スケアクロウ
・ガイティス
・アティテュード
・モンスター

チッピング 回転するディスク下面のセンターを指先などで突く(TIP)するテクニック

ネイルディレイ ディスク下面のセンターを爪先などで支え回転させるテクニック
一見、皿回しやバスケットボール回しのようだが、ディスクの中心一点で回すのではなく、
実際には常に爪先を動かしバランスを取る必要がある。
長い時間安定してディレイするためには、ディスクと爪先との摩擦を減らすことが必要なため
シリコーンなどを塗布する。
具体的には潤滑剤のCRC シリコーンスプレーやアーマーオールなどを使う。

リムディレイ ディスクの縁の爪先を掛け回転を維持させるテクニック

ボディロール 身体の上でディスクを転がすテクニック
・チェストロール
・バックロール

エアブラシ 回転するディスクを手などで払うように弾き回転を増したり、パートナーにパスなどをするテクニック

これら以外にも多くのテクニックがある。もちろん新しいオリジナルテクニックを生み出すのも自由だ。